杜の都産業保険会「がん検診」の実績

当会のがん検診は4名の常勤放射線科医を中心に精度の高い読影診断を心がけています。

平成27年度の当会におけるがん発見率データを報告します。

平成27年度がん発見率

肺がん、胃がんはX線読影、大腸がんは便の潜血反応、子宮がんは超音波、擦過細胞診の結果です。

乳がんデータは現在調査中です。

要精密検査として外部医療機関に二次検査を依頼し返事を頂いた件数、および当会一番町健診クリニックにて二次検査を行った件数について解析しました。

二次検査は肺ではCTや気管支鏡検査、胃及び大腸では内視鏡検査となります。

肺がん胃がん大腸がん子宮がん
実施件数 129,51935,54344,1323,734
要精検数 1,0441,8502,71272
精検率 0.8%5.2%6.1%1.9%
二次検査結果報告数総数42148827525
要精検数中の比率40.3%26.4%10.1%34.4%
(外部医療機関)2783535025
(一番町クリニック)1431352220
がん組織確定 12881
強い疑い 6
転移性肺がん 4
報告数中がん発見率 3.8%
(16/421)
肺がん12例
転移性肺がん4例
1.6%
(8/488)
2.9%
(8/275)
4.0%
(1/25)
がん発見率 0.03%0.08%0.18%0.08%

結果

  • 要精検率は肺0.8%、胃5.2%、大腸6.1%、子宮1.9%でした。
  • そのうち結果が得られたのは10~40%でした。
  • 肺がん16例、胃がん8例、大腸がん8例、子宮がん1例が発見されました。
  • 結果判明率から補正して得られた総受診者中のがん発見率は肺がん0.03%、胃がん0.08%、大腸がん0.18%、子宮がん0.08%でした。

肺がん例病期別件数

肺がん例年齢別件数

肺がん例(1) 52歳男性 腺がん

肺がん例(2) 55歳男性 腺がん

肺がん例(3) 60歳女性 腺がん

胃がん例病期別件数

胃がん例年齢別件数

胃がん例(1) 58歳女性 早期がん

胃がん例(2) 52歳男性 早期がん

胃がん例(3) 61歳男性 進行がん

まとめ

  • 要精密検査の判定後に受診され結果報告をいただいた方の1.6~4.0%の方に肺がん、胃がん、大腸がん、あるいは子宮がんが発見されています。
  • 30歳台40歳台にも肺がんが発見されています。
  • 肺では非常に小さな早期がんが発見されています。
  • 胃でも大半が早期がんで発見されています。
  • 毎年精密検査を指摘されたのに放置していたり、1年健診をスキップした間に進行がんになった方もいました。

お願い

  • 早期で発見されたがんは治りますし、また職場復帰も容易です!
  • 健診は毎年受けて、要精密検査と判定されたら、必ず二次検査を受けて下さい!